小学生の子どもが不登校に!親はどう対応したらいい?

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小学生の子どもが不登校に!親はどう対応したらいい?

この記事では、小学生の子どもが不登校になった時、親はどう対応したらいいのかについて、お話します。子どもが不登校になるかもしれないという不安を抱えている方、子どもが不登校になってしまったという方は良かったら参考にしてみてくださいね。

 

子どもが突然学校へ行けなくなった?!

ある朝突然子どもが「学校へ行きたくない」と言い出すと、ちょっと胸がざわつきますよね。我が家は長女が小学4年生、次女が小学2年生ですが、それぞれ「学校へ行きたくない」と言ったことがあります。特に長女に関しては、小学2年生の3学期はまともに1時間目から授業を受けることができなかったくらい、不登校になりかかった状態でした。長女はもちろんですが、親の私もとても不安で仕方がなかったのをよく覚えています。

 

長女の場合は、登校直前になると「お腹が痛い」と言い、トイレに駆け込み下痢をしていました。学校へ行くとなると、緊張からかお腹を下すので、病院で「過敏性腸症候群」の診断を受けて、排便コントロールのためのお薬をもらいました。でも、結局不安を取り除くことができず朝の腹痛は改善されることなく、毎日お昼までに学校へ一緒に行き、調子が良ければ教室で過ごし、だめな日は保健室で過ごしていました。「このまま不登校になったらどうしよう」という気持ちと、「一体いつまでこんな生活が続くんだろう」という気持ちで毎日本当に押しつぶされそうでしたね。

 

どうして不登校になるの?

不登校になるのは、子どもによって理由は違いがあります。

 

(1)友達との関係が原因
友達と喧嘩をした、友達にからかわれた、友達に無視をされたなど、友達との関係が悪くなると学校へ行きづらくなります。

 

(2)先生との関係が原因
特別厳しく怖いと感じる先生がいたり、担任の先生と相性が悪かったり、先生の言動に傷ついたといったことが原因で学校へ行きづらくなることもあります。

 

(3)学校生活が原因
勉強が難しかったり、授業についていくのが大変という場合や、授業で発表したり自分の意見を発現するのが怖い、給食が嫌だといったことが原因で学校へ行きづらいと感じる子もいます。

 

(4)家庭が原因
両親が離婚したり、親が単身赴任になったり、家庭の不安定さがそのまま子どもに反映されて学校へ行けなくなる子もいます。

 

(5)原因が分からない
原因は自分でもわからないけれど、学校へ行くことができないという子も実はとても多いです。

 

我が家の長女の場合は、始めは長女自身も理由ははっきりしていなかったです。きっかけは「グループワークで自分の意見を言わなければならないのが嫌だ」から始まりました。でも、次第に「学校でこうしなければいけないのが嫌だ」とか色んな理由を言うようになったんです。すると、1か月くらいたった時「今の席の隣の男の子がとっても怖い」と言いだしました。話を聞くと、「ちょっとしたことで怒鳴られる」「殺すぞと言われた」「良かれと思ってやったことに怒鳴られた」といった内容でした。

 

担任の先生に相談して、席を代えてもらったのですが、やっぱりそれでも3学期いっぱいはまともに登校できなかったですね。ちょうど11月~3月上旬まで主人が他県へ単身赴任をしていたので、色んな不安が重なったのかもしれません。3年生になってもこの状態だったらどうしようと思っていましたが、怖がっていた男の子とクラスが分かれ、近所の仲の良いお友達と同じクラスになり、主人が単身赴任から帰ってきたら普通に学校へ行くことが出来るようになりました。

 

親はどう対応したらいい?!

(1)親もパニック
長女が不登校になりかかかった時、色んな感情が混ざりました。「本当にこの子はお腹が痛いんだろうか?」「この子は怠けているんだろうか?」「今日は休もうという私は甘いんだろうか?」「休み癖がついたらどうしよう」始めはどこかで不登校になりかかっている長女を受け止めることが私自身出来なくて、何とか「彼女はずる休みをしたがっているんじゃないか」に結びつけようとしてしまっていたんですよね。でも、毎朝トイレに駆け込み本当に行けない長女を見て、「ああ、本当に彼女は苦しんでいるんだな」とようやく事態を飲み込めるようになってくると、今度は漠然とした不安で本当に怖かったです。

 

主人が単身赴任中だったため、自分が何とかしなければと思うと、不安で仕方がありませんでした。そして自然と長年私の誰にも言えない子育ての悩みを、ひたすら聞いてくれた子育て支援センターの先生に電話をしていたんです。「もしかしたら、長女は不登校になるかもしれない」と泣きながら相談をしたところ、「まずは担任の先生に相談をしよう。スクールカウンセラーも紹介してもらえるよ。あとは、子どもは十分頑張ってるから、話を聞いてあげて、どうしてもいけない時は無理に行かせなくてもいいんだよ。お父さんにも相談して、毎日ビデオ電話の協力を要請して!最後にお母さん、お母さんもつらかったね。でも泣くのはこれで最後にしなさい。お母さんが不安定だと子どもがもっと不安になるよ!」と言われ、一気に気持ちが切り替わりました。

 

(2)子どものサポート体制を整える
長女の不登校の危機と向かい合うために、まず単身赴任をしていた主人と、長女にどうかかわって不安を取り除くか電話で相談をして、毎日テレビ電話をしたり、1週間か2週間に一度自宅に帰ることにしてもらいました。そして担任の先生に相談をしたり、下痢に関しては小児科、長女のメンタル面はスクールカウンセラーも利用しながら長女のサポート体制を整えましたよ。

 

長女は授業を教室で受けられない時は保健室に行っていましたが、幸いなことに保健の先生がとても優しかったです。1日学校にいられず学校から迎えに来てほしいとしょっちゅう言われ毎回保健室へ行くのですが、保健室の先生が「今日も頑張ってきて偉かったね」「いつでも来ていいからね」と声をかけてくれて、長女はすごく嬉しそうでしたね。学校に自分が駆け込める場所があったので、まだ通えたのかもしれません。

 

(3)とにかく話を聞く
私はひたすら長女の話を聞くことに徹しました。正直長女の話を聞いていたら、「心が弱いんじゃないか」とか「気にしすぎじゃないか」「甘えている」という気持ちになることも沢山あったんです。それでも、ここで彼女を否定すると、彼女の気持ちを分かってあげられる人はいないし、母親である私だけに出来ることだからと、「そうか、辛いね」と話を聞き続けました。学校へ行けない日もありましたが、励ましてとりあえず学校へ行ってみようかと、一緒に校門まで行きました。行けない日は一緒に勉強をしました。

 

休日や春休みがくるとホッとしましたよ。学校に行かせることを気にしなくて良かったからです。3年生のスタート初日は本当にドキドキしました。いつも通りをよそって、トイレに駆け込んだらどうしようと思うと胃がキュッとなりましたが、そんな不安な気持ちも出さないようにして「いってらっしゃい」と送り出すと、「いってきます」と玄関のドアを閉めた時は涙が出ました。こうして振り返ってみると、不登校になりかかった長女に私がしてあげられたことは、寄り添って話を聞くことだけでした。

 

中には、学校や担任の先生との意見の食い違いや、関わり方が不適切に感じられたり、いじめを受けていて不登校から抜け出す出口が見えないという方もきっと多いかと思います。それでも皆さん、きっとお子さんの関わり方の基本となるのは、寄り添って話を聞くということではないでしょうか。

 

(4)時に励ます
長女の不登校になるかならないかの3学期の間に、本格的に不登校になっても「学校へ行かなくても死なないんだから、無理にいかなくてもいい」という結論に至りました。それでも、彼女が学校へ少しでも行きたいという気持ちがあるのであれば、それをちょっとだけ背中を支えてあげようという姿勢でしたね。長女は行きたいけれど行けないという日は、お昼からでもいいし、今日行けそうなら行ってみようかと励まして登校を促しました。でも、今日は無理という日は自宅で勉強をしましたよ。

 

あとは、学校へ行けたら先生がとても長女のことを褒めてくれました。明日も先生待ってるからねという励ましも、彼女はとても嬉しかったみたいです。ただ、子どもが学校へ行けない理由によっては、この励ましが子どもにとってプレッシャーになることもあるので、良く見極める必要があります。注意してくださいね。

 

周りにはSOSを求める場所がたくさんある

近年、不登校の子どもはとても多いと言われています。その理由は様々で、対応の仕方もその理由や子どもの性格によって様々です。そんな子どもを助けるための場所は、たくさんあります。子どもを支えようとする親御さんの相談場所もあるんですよ!だから、色んなところを頼りましょう。

 

(1)学校
学校の担任の先生との相性もありますが、親身になって話を聞いてくれる先生の場合、子どもも親も相談しやすいですよね。我が家も長女が不登校になりかけていた時、担任の先生が励ましてくれましたし、スクールカウンセラーを紹介してもらえました。スクールカウンセラーを親子別々で利用しましたが、長女は自分の話を思いきり聞いてもらえる場所があってその時間をすごく喜んでいましたね。

 

親の私は、私自身のことをスクールカウンセラーの先生と一緒にひも解いていきました。私自身の性格や生きてきた環境など、それが子どもにどう影響を及ぼしているのかということが見たかったのかもしれませんね。また、学校の先生みんなが長女に声をかけてくれたことが、長女も嬉しかったようです。全校生徒600人を超える学校ですが、送迎で出会う先生たちが長女の名前を呼んで声をかけてくれて、私自身もすごく嬉しかったです。学校によっては、相談学級、ステップ学級、中間学級といった、不登校の子どもが通う教室があったりするところもありますよ。

 

(2)電話相談

  • 24時間子どもSOSダイヤル
  • チャイルドライン
  • キッズひまわりホットライン
  • 子ども家庭支援センター
  • 教育相談センター

 

電話で不登校の相談をすることもできます。上記に挙げたのはほんの一部ですが、子どもが親や学校に相談出来ないことを、匿名で相談することができたり、親がどうしていいか分からない時に相談することもできるので、一度利用してみるのもいいですね。

 

(3)民間団体
不登校で子どもが学校へ行けなくなっても、子どもが学びたいという気持ちがあるのであれば、フリースクールやフリースペースなどの民間団体を利用することもできます。

 

まとめ

子どもが不登校になると、子どもはもちろん辛いですが親御さんも不安や心配でいっぱいになってしまいますよね。我が家も長女が不登校になりかかった時、私は不安や心配で泣いてしまいました。それでも、子どもと向き合って子どもがどうしたいのか、ゆっくり時間をかけて一緒に歩んでいくことが重要になってきます。“不登校”をお母さんと子どもだけが抱え込むのでなく、旦那さんや学校、周りの色んな人を巻き込んで、たくさんのサポートでお子さんを包んでいきましょう。子どもが笑顔になれる道を、お子さんと一緒に見つけていくことができるといいですね!


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