甲状腺疾患が原因で妊娠出産前後イライラするの?

甲状腺疾患が原因で妊娠出産前後イライラするの?

この記事では、甲状腺疾患が原因で妊娠出産前後にイライラするのかについてお話します。妊娠出産前後のイライラが気になるという方は、良かったら参考にしてみてくださいね。

 

甲状腺疾患が原因で妊娠出産前後イライラするの?

甲状腺疾患は、甲状腺の病気や障害によって引き起こされる病気のことを指します。バセドウ病や橋本病、腫瘍性疾患などが挙げられますが、甲状腺は全身の新陳代謝を活性化するための甲状腺ホルモンを分泌しているんです。甲状腺ホルモンの分泌が多すぎると、興奮状態になりイライラしてしまいますし、逆に分泌が少なすぎると気力が低下してしまいます。適切な量の甲状腺ホルモンは人が生活を送るうえで重要な役割を果たしていると言えます。

 

ですから、甲状腺疾患が原因で妊娠出産前後にイライラするのかもしれないと思われる気持ちもよく分かりますが、こればかりはお医者さんに相談してみなければ分かりません。もともと妊娠前から甲状腺疾患を治療中の方は、医師に相談して適した治療薬を処方していただく必要があります。

 

また、妊娠してから「妊娠期一過性甲状腺機能亢進症」を発症してしまうこともあり、治療が必要であれば、薬を服用する場合もあります。そして、産後は甲状腺ホルモンの分泌が多くなりやすいということも言われているので、あまりに気になるようでしたら、医師に相談をした方がいいかもしれませんね。

 

妊娠出産前後のイライラはどうしたらいい?
甲状腺疾患が原因のイライラ

甲状腺疾患が原因で、妊娠出産前後にイライラしてしまうというのであれば、医師に相談をする必要があります。通常、甲状腺疾患に対しては薬物治療や必要に応じて放射線治療が行われますが、妊娠中は医師に相談して薬をしっかり飲みつつ経過をみていかなければなりません。

 

甲状腺疾患が関係ないイライラ

甲状腺疾患とは関係ないと判断された場合のイライラは、妊娠出産前後もよくあることです。特に妊娠すると体が赤ちゃんを体内で育てるために快適な環境にするため、女性ホルモンの分泌が一気に多くなり、ホルモンバランスは乱れます。ですから、イライラしたり気分が落ち込んだりすることもあるんです。

 

出産後は赤ちゃんを母乳で育てるための体に変化させるために、妊娠中とは違う女性ホルモンの分泌が多くなり、ホルモンバランスは乱れます。だから非常に精神的に不安定な時期になりやすいと言えます。対処法としては、出来るだけリラックスできる方法を見つけることではないでしょうか。その代わり、パートナーをはじめとする周囲の人には、妊娠出産前後はホルモンバランスの乱れでイライラしやすいということをしっかり伝えておいたほうが、誤解が少ないかもしれませんね。

 

特に産後は赤ちゃんのお世話で睡眠不足になりやすく、イライラにも拍車がかかりやすい時期です。周りに手伝ってもらって、一人の時間を作るなど、リラックスできるよう心掛けましょう。ただ、出産後の精神的な不安定に関しては、イライラするほかに気持ちが落ち込んでしまったり、悲しくないのに涙が出てきたりするようであれば、産後うつを発症していることも考えられます。産後の1か月検診の時に産後うつの問診もありますが、気持ちが落ち込んで辛い時には我慢せずに医師に相談をしてみてください。

 

まとめ

妊娠出産前後は、女性の体の中のホルモンバランスが大きく乱れるため、イライラしやすい時期であることは間違いありません。ですが、甲状腺疾患が原因ではないとも言い切れません。実際、甲状腺ホルモンの分泌は妊娠初期や出産後増えるとも言われています。ですから、心配なようであれば医師に相談して、治療が必要であれば適切な治療を受けましょう。安心して、妊娠出産前後の時期を過ごすことができるといいですね。