反抗しない子供って問題あり?

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反抗しない子供って問題あり?

この記事では、反抗しない子供は問題があるのかどうかについて、お話します。これから反抗期を迎える子供を持つ親御さん、反抗期を迎えても全く反抗しない子供に悩む親御さんはぜひ参考にしてみてくださいね!

 

人生には2度の反抗期が訪れる

人間には人生において2度の反抗期が訪れます。1つは2歳頃に訪れる反抗期で“イヤイヤ期”と呼ばれています。そしてもう1つは12歳前後の思春期に訪れる反抗期です。何をするにも「イヤ」となる、イヤイヤ期に手を焼くお母さんは非常に多いですよね?私も3人の娘たちのイヤイヤ期には手を焼きました。もちろん、どちらの反抗期にも、人によって迎える時期が異なるので、おおよその目安として考えましょう。

 

最近の子の発育は早いので、小学4年生頃から思春期が始まり、反抗期も始まるなんてことも言われるようにもなってきましたし、3歳になって第一次反抗期のイヤイヤ期に突入したなんてこともあります。思春期に訪れる反抗期に関しては、ちょっと昔風の言い方をすると、「我が子が不良になってしまった!」と焦る方も多いかと思います。でも自分たちも通ってきた道です。

 

親に言われたことに対して、なぜか反抗してしまうなんてこと、ありませんでしたか?だから、全く変なことではなく、正常なことなのです。子どもが親を始めとする大人に言われて反抗するということは、自分の意見を相手に伝える訓練中です。自分はこう考えているんだということを、相手に伝えるためにぶつかります。これを繰り返すことで、自己主張をすることが出来るように成長していくというわけです。だから、反抗するってとっても大事なことです。

 

反抗しない子供が増えている

近年、反抗しない子供が増えています。理由は様々です。

 

(1)親の意見に反抗する理由がない
最近の親子は「友達親子」が多いと言われています。少し前までは子どものすることに対して、いちいち意見をする親が多く、親としての威厳とか、子供に自分を乗り越えて成長してもらいたいという子育てが主流だったのかもしれません。でも最近の親は子供の意見を尊重する人が増えてきました。子供と同じ目線に立って、子供にとりあえず好きにさせてみようというスタンスの親御さんはとても多いのではないでしょうか。

 

(2)これまで親が決めてきたので自分の意見がない
親が過干渉で、これまで自分で決める前に全て親が決める環境で育ってきた場合、自分の意見がないという子供は結構多いです。親は子供が自分の思い通りになって、「いい子」だと思っていても、大人になって周りとの付き合いで自分の意思表示ができなくなってしまいますよ。

 

(3)自己主張を我慢している
親が子供を支配する環境で育ってきた子供の場合、自分の意見を言って主張することができないことが多いです。言っても分かってもらえない、言ったら更に威圧的な態度でヒステリックになじられるなど、親に自己主張することを我慢し諦めてしまいます。自己主張を我慢して大人になると、大人になってからの反動が大きく、切れやすくなったり感情のコントロールがうまく出来なくなる可能性が高くなりますよ。

 

反抗しない子供って問題あり?

反抗しない我が子を見ると、大人になってから何か問題があるんじゃないかと思うと心配になってしまいますよね。実際、親からの圧力がすごくて自己主張を我慢した子供の場合は、その反動が大人になって現れる可能性が高くなる分、心配です。思春期の然るべき時期に、自分の意見を主張したいのに出来なければ、自分の意見を主張できなかったことが大人になってから感情をコントロールできず手が付けられなくなってしまいます。

 

また、友達親子とは違うのですが、私や私の兄弟は反抗期ってほとんどなかったんです。もちろんイライラする時期はあったのですが、親の仕事が忙しすぎてそこまで私たちに対して意見をしてくるということがなかったからかなと思っています。反抗する理由がなかったんですよね。
ただ、放っておかれていたということはなかったです。自分のしたいことに関しても、「やってごらん」というスタンスでした。

 

別にそれでも問題なく大きくなりましたが、冷静になって分析してみると、大人になった私と兄弟に共通しているのが、「自分の意見を主張するのが下手くそ」ということです。自分の意見を主張することが私は極端に苦手で、基本的に相手に合せます。でもそれが疲れるのであまり積極的に人と関わらないようにすることが多いです。でも、いざ人とかかわった時の協調性には自信がありますよ。

 

反抗しない子供、どんな関わり方が望ましい?

(1)子供の意見を引き出す関わり方
子供が反抗しないことに対して不安に思っているのであれば、子供の意見を引き出す関わり方をすることで、子供に自分の意見を主張する癖をつけてもらってはどうでしょうか。「どう思う?」「どうしたい?」と、子供に聞くことで、子供は自分の意見を言います。もちろん、難しい時期なので「別に」という時もあるかもしれません。でも、子供が自分で考えて自分がどう思い、どう行動するかを育てる訓練になりますよ。

 

(2)親自身の行動を振り返る
子供に対して、親が過干渉になり過ぎていないか振り返りましょう。でも、子供のことに一生懸命な時って、いくら振り返っても自分は子供に対して過干渉になんてなっていない、威圧的な態度で子どもを支配しようとなんてしていないと、なかなか気づけませんよね。それでも、自分は子供に対して自分の意見を押し付けていないか考えましょう。「これをしなさい」「これはだめ」「あなたにこれは似合わない」「あなたのためなんだから」といった押し付けは子供の成長を阻害します。

 

まとめ

反抗しない子供を、やりやすい子だと安易にとらえるのはよくありません。「反抗期」には、人間の自立という成長に欠かせない自己主張を育てるための重要な役割があります。どうして子どもが反抗しないのか、よく考えそれに対して、親がどう関わるかです。子供と親の関係を冷静に見つめ、子供の自立に必要なサポートができるよう、堂々と構えておきたいですね。


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