障害者の子育て支援って受けられるの?

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障害者の子育て支援って受けられるの?

この記事では、障害者の子育て支援についてお話します。障害を持っていても、子育てをしたいという希望を持っている方、障害があっても子育てが出来るのか分からないという方は、良かったら参考にしてみてくださいね!

 

障害者であっても、子育てはできる?

障害があっても、子育てをしたいと思うのは、当然の権利です。一昔前は、「障害者なんだから子育てなんてとんでもない!」と反対する人はとても多かったですし、今でもそういった意見はあります。特に、障害を持っているお子さんの親御さんは、「ただでさえ子どもの将来が心配で仕方がないのに、障害を持った子どもが子育てなんて出来るわけがない」という気持ちになるのも、子どものことを思えばこそ、仕方がない感情ではあります。それでも、障害があっても子育てしたいという方は多くいます。

 

また、子どもを産んでから障害者になったという方も多くいます。では、障害者は子育てできないのでしょうか?障害者の子育ては、周りの子育て支援が充実していれば、可能です。ただ口で言うのは簡単ですが、乗り越えなければならないことは多いです。

 

障害者に必要な子育て支援
実家や義実家のサポート

障害者の子育ては、周りの子育て支援があれば可能と言いましたが、その子育て支援の大半を占めることになるかもしれないのが、実家や義実家の両親です。障害がどのくらいの程度かにもよりますが、どこまで子育てができるのか、公的な子育て支援だけで乗り越えられるのか分からない部分もあります。だから、どの程度のサポートが必要なのか、まずは見極めなければなりません。

 

相談に乗ってくれる人

障害者に必要な子育て支援として、地域の保健師・地域の福祉担当者さんは外すことはできません。どんなサポートがあれば子育てが出来るのか、地域で子育てをするにはどうすればいいのかということを、一緒に考えてもらえますし、どうすればいいのかアドバイスをもらうことができます。
また、必要な子育て支援と結び付けてもらえますよ。

 

公的な子育て支援サービス

障害者自立支援法における、居宅介護(家事援助)の中に、子育てをする親が十分に子どもの世話をすることができない障害者の“育児支援”が、認められています。

  • 沐浴や授乳
  • 保育所や学校からの連絡の代読、助言、連絡援助
  • 親への援助と一体して行う、子どもの分の調理・掃除・洗濯
  • 子どもの通院の付き添い
  • 保育園や幼稚園への送迎

大まかにいえば、上記のサービス内容を受けることができます。

 

参考資料:厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部 障害福祉課 障害者自立支援法上の居宅介護(家事援助)等の業務に含まれる「育児支援」について

 

保育園・幼稚園・小学校

子どもが成長するにつれて、保育園や幼稚園・小学校との連携が必要となります。家庭での子育てがスムーズにいくよう、学校からの連絡事項を細かく伝えたり、子どもが家庭でも学校でも健やかに育つためのサポートが重要になります。

 

障害者の子育て支援はまだまだ不十分

私が20年近く前に大学で福祉を学んだ際、障害者の子育て支援は不十分でした。当時の大学教授も障害者の課題として挙げていましたね。当時は、障害児や障害者への支援はあっても、障害者の子どもへの子育て支援ってなかったように記憶しています。だから、身近なサポートをしてくれる人というのが、とても重要となるんですよね。

 

今は法律で障害者の子育て支援について、保障されるようになりましたが、それでも地域や周りの障害者の親への理解や協力が少なく、障害者が自立して子育てをするというのは難しい状況です。もっと子育て支援を充実させて、周りの人にも理解し、協力してもらえる環境を作ることが求められています。実際、障害者が子育てをしようと思うと、どうしても障害者の両親や義両親のサポートがなければ成り立たない場合が多いです。

 

まとめ

障害があっても、十分な子育て援助があれば子育てをすることは可能です。でも、まだまだ障害者の親への理解が乏しかったり、サポートが十分ではないため、結局障害者の親に負担がかかったりしてしまうことが多いのが現状です。障害があっても子どもを育てたいというのは、当然の権利ですが、子どもを育てるというのは障害がなくても周りの手助けが必要です。だからまずは周りとよく話し合って、どうすれば子育てが出来るのか考えてみましょう。一歩ずつでも、希望が叶うといいですね!


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